(本ページにはプロモーションが含まれます)
実は、バンドかユニットを組んで
演奏するのに憧れてるんだけど…
「メンバー募集サイト」って実際どうなのかな。
いろいろ疑問もあるよね。
でも、利用してみる価値は十分あるよ!
ここでは、メンバー募集サイトについて
詳しく紹介していくね。
本記事の筆者 つむぎです。 2大メンバー募集サイト(Oursounds、With9)を、10年以上利用していました。 サイト経由で実際に会った人は30人ほどいます。 本記事では、「メンバー募集サイト」の上手な使い方や危険回避術について紹介します。 ・「実際、メンバー募集サイトって使えるの?」 ・「どんなふうに使えば安全にメンバー探しができるの?」 そのような疑問を持つ方に参考になるかもしれません。ぜひ最後までお読みください。
メン募サイトを上手に使うための心得 3選
「メン募サイトは怖い」と思っている方も多いと思いますが、上手に活用すれば良いメンバーに出会える確率が上がります!
ここでは、メン募サイトを上手に使うための心得を紹介します。
LINEを交換するタイミング
サイト内のメッセージ機能でやり取りを続けていると、「そろそろLINEに切り替えたい」と思うときも出てくるかもしれませんね。
お互いが特に抵抗もなく「ぜひLINEでやり取りしたい」と思えた場合は、そのタイミングでLINEを交換すれば良いでしょう。
一方、相手からLINEを聞かれた際に「いまは抵抗あるかも…」と思ったときは、「最初に会ったときにLINEを交換したい」というメッセージを送るのも手です。
それで相手が怒り出したり不機嫌になるようであれば、きっとその人と一緒に活動しても、先行きは良くないでしょう。
サイト内メッセージの段階で、何か違和感を感じたり、警戒するポイントがある場合は、安易にラインを交換しないのが得策です。
サイト上でメッセージを続ければ良いのです。
活動するかしないか 決めるタイミング
「活動するかしないか」を決めるのは、なるべく実際に顔合わせをしてからをオススメします。
サイトのメッセージ上で、「一緒に活動する方向」で盛り上がったとしても、よく考える必要があります。
なぜなら、メッセージのやり取りだけでは相手のことは正直よくわからないからです。
メッセージ上であれば、いくらでも良い人を演じることなんてでき、なんなら嘘もつけます。
一緒に音楽活動をする相手は、今後、濃密な関係になっていきます。
バンドやユニットは、基本的に少人数の狭い狭い世界ですね。
音楽ジャンルや方向性が合致してても、「人間関係」で色々あり、バンドを脱退するのは正直よくある話です。
初めて会った時に「ちょっと合わないかも」と思う相手と活動していくのは、無理をすることになるかもしれません。
メッセージ上で活動表明をしてしまった場合、会った時に「やっぱりやめておきたい」となっても、言い出しづらいですよね。
そのため、メッセージの段階では以下のように送っておくのが良いでしょう。
「一緒に音楽活動していくことを、とても前向きに考えています。
一度顔合わせをして、そのときに最終的に決めさせていただきたいと思います。」
サイト上でも丁寧な対応を
顔が見えない世界でも、なるべく丁寧な対応を心掛ける方が良いです。
例えば、自分のバンドからメンバーが1人脱退することが決まったとき。
「代わりに早く新しいメンバーを探さなきゃ」と、サイト上の候補の人【Aさん・Bさん・Cさん】にバンド加入依頼のメッセージを送ったとしましょう。
3人ともと良い雰囲気で同時に話が進んでいき、最終的に新しいメンバーは、Aさんに決まったとします。
そのとき、BさんとCさんとも話が進んでいた場合、急にメッセージを途絶えさせると、BさんとCさんは戸惑います。
「あれ?急にメッセージ来なくなった。もう誰か別な人に決まったのかな?それだったらもう、他のバンドを探していいのかな?」となってしまいます。
また、もしAさんに決まったとしても、あいにくAさんがバンドを短期間で辞めてしまう場合も、あるかもしれません。
そしたら、再びメンバーを募ることになるでしょう。
ここで、BさんやCさんにも「また声を掛けたい」となっても、前回、急にメッセージを終わらせたとなると頼みづらい部分もありますね。
そこで、こういったケースではBさんとCさんには「今回は別な方に決まりましたが、メッセージのやり取りありがとうございました」と一言送っておけば、BさんとCさんのためにもなります。
万が一Bさんやさんにまた依頼することが出てきた際も、メッセージを送りやすいでしょう。
上記はほんの一例ですが、自分の都合だけではなく相手のことも考えながらサイト上でも行動していくのが、何においても良い結果となります。
もちろん不快なメッセージを送ってくる相手や全く条件が合わない相手に対してまで、すべて懇切丁寧に対応する必要はありませんが、「なるべく丁寧に」という姿勢を心掛けましょう。
初回の顔合わせ 押さえたいポイント
サイト上で話がある程度話がまとまれば、顔合わせをすることになるでしょう。
ここでは顔合わせ時のポイントも紹介します。
最初のイメージが今後も付きまとう
バンドに限らず人間関係において、第一印象は非常に重要です。
初対面だからこそ、初回の顔合わせの場所や日時は、明確に決めておき守りましょう。
場所の勘違いや遅刻などで迷惑をかけると、最初から相手を不安にさせてしまいます。
初回に会ったときのイメージは、今後もつきまとうことになります。「顔合わせに遅刻してきたヤツ」といったようなイメージは持たれたくないですよね。
初回から気持ちよく、なるべくスムーズに落ち合うことができるようにしましょう。
そのためには以下のことを心掛けるのがおすすめです。
・集合時間よりも早めに着くように、余裕を持って向かう ・着いたら連絡して相手を安心させる ・自分の服装や身に着けているものの特徴をメッセージで伝えておく
場所について
基本的に場所は、喫茶店やリハーサルスタジオになるでしょう。
しかし、基本的にはリハーサルスタジオでの顔合わせがおすすめです。リハーサルスタジオを選ぶと、メリットが複数あります。
【リハーサルスタジオ メリット】 ①スタジオの部屋を事前予約することになるので、喫茶店のように混雑待ちがない (→喫茶店だと初対面の人と、「混雑待ち」をしたり「席の空いてるお店を一緒に探しまわる」等になる場合もあります。) ②水入らず空間で顔合わせができる ③スタジオの部屋の外には、受付のスタッフが居る安心感がある ④スタジオの部屋の終了時間が来たら、顔合わせも自動的に終了となる (→長時間グダグダする顔合わせになりづらい)
例えば、男性メンバーのみのバンドから、女性が誘われたケースなども、「顔合わせはリハーサルスタジオ希望」と、お願いするのが安心ですね。
【実体験】メン募サイトを利用してみて
メン募サイトを利用する上での「よくある不安」と「実態」を筆者の経験談を交えながら、紹介します。
裏目的でのユーザーはいる?
「出会い目的」で、メン募サイトを使用している人も居ないとは言い切れないでしょう。
しかし、筆者は一度も会ったことはありません。
現在は、マッチングアプリなど出会いを目的とするシステムがちゃんと存在するので、出会いを探している人はそちらを使うのが、理にかなってるのではないでしょうか。
仮に、音楽活動メンバーを探すサイトで出会いを求めたところで、実際会ったときに相手に失望されるだけです。
また、実際に楽器をやっていない人が、メン募サイトに登録しようとしても「自分の担当楽器」や「自己紹介文」の入力段階で、困ってしまい結局のところ登録をためらうはずです。
もちろん100%とは言い切れませんが、「裏目的のユーザーは基本的にいない」と考えて良いでしょう。
不快なメッセージは来る?
サイト上のメッセージの段階から、「高圧的な言葉遣い」「不誠実な態度」「最初からタメ口全開」「自分の音楽の実績自慢」など、不快な対応をしてくる人もなかには居ます。
違和感がある相手と活動するのは、どんなに好みのジャンルや方向性が合致していてもやめておいた方が良いと考えられます。
今後、音楽活動を一緒にするとなって、そのメッセージ通りの態度で自分に接してくると考えた時に、どうでしょうか?
また、ユーザーのアカウントページを開くと「他のユーザーからの評価」も確認できるので、活用しましょう。
実際「ん?なんかちょっとやばい」と思うメッセージを送ってくるユーザーは、低評価の数が多いこともよくあります。全く一緒に活動することを考えられない相手なら、メッセージを返す必要もないと思われます。
筆者も、このような経験があります。
あるとき、やりたい曲のジャンルや音楽の方向性が合致している人から、メッセージをもらいました。
そのため、筆者も「ありかも」と思い、メッセージを続けていました。
しかし、こちらからの質問に対して、馬鹿にするような答え方をしてくるのが気になっていました。
そして、まだ一緒に活動するという方向が決まってもないときに、LINE交換を強要されました。
「スタジオ練習するときが来たらLINEで連絡するの常識なのに、なんで早くLINEを教えないん?」というようなメッセ―ジが来たりしていました。
そのとき筆者は、一度、頭を冷やすために人に相談しました。
相談した人からは「そんな威圧的なメッセージ送ってくるの?普通に嫌だね。絶対そんなメッセージを送ってくる人と組まん方がいいよ。」と、きっぱり言われました。実際、その人のアカウントには低評価がたくさん付いていました。
「早くメンバーを見つけたい」という気持ちが強くても、冷静に人間性もチェックしておくのが後の自分のためになると思わされる出来事でした。
偽情報を登録してる人はいる?
誕生日を偽って登録している人には一度だけ会いました。
サイトにユーザー登録する際、求められる個人情報は以下です。
・誕生日 ・性別 ・都道府県 ※これらの項目は、すべて自己申告になります。 本人確認もなく、身分証明書の提出なども必要ありません。
筆者は、30代のはずの人と顔合わせをした時がありました。
ですが、相手の方はどう見ても30代には見えなかったのです。
気になったので問うてみると、
「…あれは、別な人が登録してくれたからその人の歳かな」
という返答でした。
実際は60歳近い人でした。
バックレられるときはある?
筆者は、初回顔合わせ時に一度もバックレに遭った経験はないです。(単純に運が良かったのかもしれませんが。)
当時筆者は、顔合わせをする以上は綿密に場所と時間を決め、前日夜か当日朝にリマインダーを送ることも心掛けていました。
(当日朝にリマインダーを送った際、「あ…今日の約束、忘れてました。今日バイト入れちゃってる…」と返事が返ってきて「おいおい…!」と思ったことはありました。でも、待ち合わせ場所に行って「相手が来ない…」となるのを避けられたのは、良かったです。)
「リマインダーの連絡をすること」は、本当に来るか来ないかの確認材料としてオススメです。
本気の人は「こちらこそよろしくお願いします!」と返してくれるものです。
しかし聞いた話だと、バックレられた経験をした人もいるそうです。
2時間くらい相手を待っていたそうですが、一向に現れず、バックレだと気づいた頃には失望するしかなかったと話していました。
バックレは、本当にやめてほしいですね。
行く気がなくなったのであれば「ドタキャン」として連絡一本入れる方が、まだ何倍もマシです。初回からドタキャンとなると、相手からの信用は失うでしょうが…。
まとめ
プロでもアマでも、同じメンバーと長期にわたって活動するのが意外と難しい「バンド」。
現在、メン募サイトを利用してメンバーを探すのは、身近になっていますね。
メン募サイトで結成したバンドも、たくさん存在しています。
メン募サイトの運営元も、不正ユーザーの排除には徹底的に力を入れているようです。
「この人に会って大丈夫かな?」と、悩んだ時は、自分だけで悩まずに、他の人に相談してみるのもありでしょう。
100%安全が保障されているわけではありませんが、皆様が積極的にメン募サイトを活用して、良きメンバーに出会えることを祈ります。
なるほど!
メン募サイトは、上手に使えば有効活用できるね!
でも、時には警戒するのも必要になるんだね。
自己責任の世界だから、もちろん警戒しながら使う必要はあるね。
実際使ってみることで、わかってくることも多いから是非登録してみてね。
ちなみに大手サイト「With9」は、2023年5月をもってサービス終了してしまったみたいです…。