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あーあ。
ギター練習、心身ともに疲れてきた。
全然上手くいってない。
頑張りすぎたね。
まずは、ギターがつらくなる原因を見ていこう。
その後、スランプの対処法を紹介するので、
お茶でも飲みながら、ゆったり聴いてね。
本記事の筆者 つむぎです。 ギターとは10年以上の付き合いになります。 私自身もギターに関する悩みをたくさん抱えては、その解決策を見出してきました。 本記事の内容は、「ギター練習がつらい」と、ため息が出ている方に参考になるはずです。
ギター演奏中の身体的負担
「横に長い物体」を抱えて、そこに張ってある6本の細い弦を両手で操る。
これは、私たちがギターを弾いているときの姿です。
普段の日常生活では、体験することのない動きと言えるでしょう。
特に初心者のうちは、ギター練習中、指板を覗き込みたくなりますね。その結果、前のめりになって姿勢も崩れ、首や肩へ負荷が掛かりやすいです。
演奏しているときは、多かれ少なかれ、指や手首にも負担が掛かっています。
人間の手は、ギターを弾く仕様につくられたわけではないので、手に慣れない動きを強いてるのです。
案外、ギターを弾く行為というのは、こんなにも身体的負担があることを知ってください。
ギター練習中、あなたの身体はとても頑張っているのです。
自分に厳しすぎませんか?
日本人は自分に厳しい傾向があります。
「ギター練習進んでいない。私は意志が弱い。」と自分に対して否定的な感情を持っていませんか?
そんな方へお願いです。
「最近、ギター練習できてない」という事実を認めることは良いにしても、自分のことは悪く思わないでください。
今後、ギター練習をしていくときには、【自分に優しく・甘く】を大前提としましょう。
思うようにギター練習が進まないからと自分を責めるのは、身体的負担に加えて精神的負担を掛けている状態です。
一旦、ギターのことは置いておいて、自分の心を取り戻しましょう。
ここでは、ギター練習に疲れたときにこそ試したい、実践的対処法を紹介していきます。
ギター練習がつらいときの実践的対処法
①目標を見直す重要性
結果目標・行動目標とは?
ギター練習を始めてから、目標を持っている方も居ると思います。
しかし、「ギター練習がつらい」とストレスを抱えている場合は、一度、目標の立て方を見直すのも有効です。
では、ここで「目標」について掘り下げてみましょう。
実は「目標」と言っても、種類があり、「結果目標」と「行動目標」に分類されます。
≪結果目標≫ 「今度の模試で学年1位を取る」など、「結果」にフォーカスした目標。 どれほど勉強を頑張ったかなどは、着目のポイントではなく、結果自体がすべてとなります。 ※結果目標を立てた時に、他にも非常に優秀なライバルたちが居たとしましょう。 その場合だと、自分がどんなに勉強を頑張ったとしても、ライバルに1位を取られてしまう可能性もあります。 結果目標は、「他者」や「環境」によって達成が左右されることがあります。
≪行動目標≫ 「模試当日まで1日3時間は勉強する」といった、「プロセス」にフォーカスした目標。 目標達成は、すべて自分に掛かっています。したがって、結果目標よりも実現しやすい目標です。
現在、ギター練習に関しての目標がある方は、その目標が「結果目標」なのか「行動目標」なのか考えてみましょう。
ギター練習における結果目標
例えば、「今月末までに2曲弾き語りができるようになる」という目標は、結果目標になります。
このとき、想像以上に押さえづらいコードで苦戦したり、難しい箇所で時間を食うこともあるでしょう。
自分は努力をしても、このような「練習の難易度」という外的要因に左右され、結果として達成できないことは、あり得ることです。
ご自身の今の目標は、このような結果目標になっていませんか?
結果目標は、自分にとって非常に良いモチベーションになり、達成できた場合は大いに喜べます。
一方、達成できなかった場合は自分がつらくなる原因にもなってしまうのです。そして、目標達成ができないという負の経験を積み重ね、「ギター練習=つらい」となっていきやすいです。
ギター練習における行動目標
ギター練習における行動目標の例は、「今月末まで毎日1時間ギター練習をしよう」というような目標です。
結果目標よりも、グッとハードルが下がったように感じますね。
こちらに関しては、練習が進んだかは関係なく、「1時間ギターと向き合って練習したかどうか」のみになります。
昨日練習したことと同じことしかできなくても、今日も1時間練習したという事実があれば、目標は達成していけるのです。
比較的、達成感を積み重ねやすい初心者にオススメしたい目標です。
目標を見直す具体的方法
【その1】結果目標のハードルを下げてみよう
自分の目標が結果目標だとわかった場合、目標の難易度を思い切って下げるのも有効です。
到底、達成できない目標を掲げても、楽しくギター練習はできないでしょう。
私たちは、目標を達成することで、やりがいを感じられます。
難易度の低い目標を達成する成功体験を積む方が、無理なく練習を続けられます。
【その2】行動目標のみを掲げるのも有効
一度、結果目標を横に置いて、行動目標のみ掲げるのもオススメです。
「行動目標だけで大丈夫かな?結果目標がないと、モチベーションが下がるかも」と心配になる方も居るかもしれません。
ですが、思い切って、行動目標のみを達成することに注力してください。
今こそ、行動目標にシフトして「今日も1時間練習できた!」という達成感を積み重ねるのが、ギターと仲良くやっていく秘訣です。
②自分を褒める
自分を褒めることは、軽視されがちです。しかし、ギター練習のときこそ自分を褒めることを癖付けていきましょう。
ギターは、取っつきづらい楽器であることは間違いありません。
演奏に挑んでいる時点で素晴らしいことなのです。
ギターを練習したときは、棒読みでもいいので「練習頑張った!偉い!ありがとう」などと自分を褒めましょう。
練習が進んだ日も、上手く進まなかった日も、そうしてください。
言葉の力は絶大です。不思議なもので、自分を認めて褒めると、ギター練習が良い方向に好転します。
ギター練習のなかに「自分を褒める」ことも含めるようにしてみてください。
③練習中は感情は横に置く
ギター練習に対して気が進まなくなるのはなぜでしょうか。
それは、上手く弾けない瞬間や弾き間違えた瞬間に、ネガティブな感情を抱くからです。
練習のときは、なるべく感情を使わずに機械的に進めていくのが得策です。その方が、感情にエネルギーを使わなくて良い分、練習だけに集中できます。
「できた」「できない」というのだけを気にして、常に感情を揺さぶられるような練習からは脱出しましょう。
④ギターが嫌いなときこそ自信を持とう
ギターが嫌いだと感じるときもあるかもしれませんね。
そのときも、「ギター向いてないのかな」と思う必要はありません。嫌いな時は、「嫌い」とありのままでいて良いのです。
ギターを辞める必要もないです。
最初は「憧れの塊」というだけだったギターのネガティブな面が見えるほど、ちゃんとギターと向き合っている証拠です。
嫌いになれるくらい練習したことを自信にしましょう。
⑤練習中の休憩も忘れずに
ギター練習をするときは、休憩も大切にしましょう。
練習しているとき、ぶっ通しで長時間ギターと向き合っていないでしょうか?
その場合だと、練習が苦になりやすいです。
休憩によって、練習中の身体的・精神的ダメージを軽減してみましょう。
「○時間に1回」と決めなくても、自分が「疲れた」と思うときは、迷わず休憩しましょう。
身体的負担の解消
人によってレベルの差はあってもギター演奏の際には、身体的な負担は生じていると考えられます。
特にギターを始めたばかりでの長時間練習となれば、慣れていないため、疲労具合は大きいです。
そもそもギター練習は、ずっと同じ姿勢になりがちです。
その結果、「ギター練習すると疲れる」と脳に刻まれてしまいます。
休憩中に肩甲骨や腕周りを軽くストレッチしてみると、ほぐれて効果的です。
手もずっと似たような動きをしているので、マッサージをすると疲れが取れやすくなります。
精神的負担の解消
休憩中は、一旦ギター練習のことは忘れましょう。
そうすることで、脳が解放されてリフレッシュできます。
また、自分の好きな飲み物やおやつを準備しておくのも良いですね。
最後に
ギター練習をするなかつらくなるときは、誰にでもあることでしょう。
少なくとも、筆者の周りでも「ギターを始めてから何の苦もなく、順調に上達していった方」は居ません。
ギター練習がつらくなっていくことにも、しっかりとした原因があります。
その原因を正しく知って対処していけば、こわくありません。
ギターと上手く向き合っていくためには、ギター練習とポジティブな感情をセットにしていくのがポイントです。
今回、紹介した対処法を、少しずつでもいいので実践すると、自然と楽にギターと向き合える日がやってくるでしょう。
今は、ギターを弾きこなしている方も、
過去にはスランプの時期があったかもしれないね。
その通りだね。
きっと、悩んでいた時期も
たくさん経験したと思うよ。
もう一度、新たな気持ちでギターと向き合おうかな。
今後、再びスランプの時期が来るかもしれないけど、
対処法を知っていると心強い!
つらくなったときは
またこの記事を見に来てね。
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