「アコギにナイロン弦」を2年続けて感じたナイロン弦の素晴らしさ

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つむぎ
つむぎ

本記事では”アコギにナイロン弦”を2年間にわたり実践して、
感じたことをレポートしていきます。

本記事の筆者 つむぎです。

ギターとは10年以上の付き合いになります。

一般的にクラシックギターで使われるナイロン弦を、アコースティックギターにも使うことができます。
長年、金属弦を使っていた筆者ですがナイロン弦も取り入れたことでギター人生がよりよいものになってきました。
ナイロン弦を使ってみて変わったことを、レポートしていきます。

想像以上の使い勝手 ナイロン弦

こちら↓の記事で、主に下記の内容を綴っています。

・アコギにナイロン弦を張るメリット・デメリット
・アコギに使えるナイロン弦紹介

筆者は「アコギにナイロン弦」を、かれこれ2年ほど続けてきました。
そこで、実際に感じた「アコギにナイロン弦」の実態をレポートしていきたいと思います。 

結論:アコギにナイロン弦を張るのは、想像以上に使い勝手が良かった

アコギにナイロン弦を使って改善したこと

アコギにナイロン弦を使って改善したことを、以下に紹介します。

指の痛みの大幅な軽減

アコースティックギターを弾くうえでは、避けられなかった指の痛み。
ソフトなナイロン弦に変えてから、指の痛みは軽減されました。
指への負担が少ないので、いつでもギターを手に取って練習できるようになりました。弾いていられる時間もおのずと長くなり、一曲完成するまでの時間が以前よりはるかに短くなっています。
ギターの練習が億劫になっている方は、ナイロン弦で指のストレスを減らしてみると良いかもしれません。

指の皮剥けが少なくなった

「指の痛みの大幅な軽減」にも通じていますが、本当に指の腹の皮剥けが少なくなり、ナイロン弦に感謝しています。
金属弦を使っていたときは、どうしても指の腹の皮剥け度合が大きくなっていました。筆者は全体的に皮膚が薄いことや、弦を押さえるときに無意識に力んでしまうことがあったのも、原因だとは思います。

どちらにしても、指の腹の皮剥けがあると、ギターを弾くとき以外でもひりついたり何かに当たる度に痛みが生じることもありますね。
筆者もギターを始めたての頃は、指の皮剥けでギターが嫌になってしまいました。
ナイロン弦を使うことで、完全に指の皮剥けがなくなるわけではありませんが、大幅に少なくなったのは事実です。

金属特有の匂いが指に付かなくなった

仕方のないことですが、金属弦を使用していると、金属特有の匂いが指についてしまいます。
しかし、ナイロン弦は無臭のため、いくら練習しても匂いが指に付くことはありません。

家での練習も気兼ねなくできるように

金属弦を張っていた頃は、音が大きめなので家で練習する時間を選んでいました。
しかし、ナイロン弦を使ってから音量抑制効果もあり、家での練習も以前より気兼ねなくできるようになりました。
もちろん、弾く強さ等によって変わってくると思いますが、基本的に金属弦よりも音量を抑えることができます。

フィンガースタイルがやりやすい

曲のメロディをギターで奏でるフィンガースタイル(ソロギター)では、コード弾きよりも指を酷使します。
金属弦でフィンガースタイルを演奏していた筆者は指の負担が予想以上で、一度挫折しました。
しかし、ナイロン弦を使うことで指へのタッチが滑らかになり、明らかに弾きやすくなりました。

音を褒めてもらえるようになった

ナイロン弦に変えてから、人前で演奏すると
「音が良い」 
「暖かみのある音ですね」
「優しい音で癒しの演奏になってた」

と言われるようになりました。
ナイロン弦にするだけで、こんなに音についての魅力が出るというのは驚きです。
ナイロン弦の出す優しい響きは、客観的にも感じられるものだということがわかりました。

オープンマイク等のステージでも、筆者は、ナイロン弦を張ったエレアコを持参して使用しています。
金属弦にはない音で、周りの方を魅せるのも良いでしょう!

ナイロン弦ならではの不安 実際どうなの?

メリットが多いナイロン弦ですが、基本的に金属弦を使うアコースティックギターでナイロン弦を使用することに不安はつきまとうものです。
実際、デメリットとはどう向き合っているのかを紹介します。

弦が切れやすい?

テンションを掛け過ぎると金属弦・ナイロン弦問わず切れることはあります。
筆者も、ナイロン弦は切れやすいという思い込みから最初は慎重に弦交換をしていました。
しかし、ナイロン弦だからといって金属弦より特別切れやすいということはないことがわかりました。
2年間の間で、切れたのは2回のみです。
切れた時は、さすがにテンションを掛け過ぎたことを自覚していたときでした。金属弦だったとしても、同じく切れたのではないかと思います。

普通に弦交換して普通に使用していればさほど心配は要りません。

ネックが反りやすい?

金属弦ほどのテンションが掛からないナイロン弦は、ネックが反りやすくならないか不安になりますね。しかし、結果的には特に心配は要りませんでした。ナイロン弦に変えた途端、極端に反るなんてことも全くありませんでした。
ナイロン弦ばかり張っているギターも、問題なく弾けています。
ネックの反りは、金属弦のときと同様、定期メンテナンス程度で大丈夫です。

チューニングが安定しづらい?

金属弦と比べて、チューニングが安定するまでに時間が掛かるナイロン弦。
このチューニング問題は、少し厄介に感じています。
ナイロン弦は弦交換をした後、毎日チューニングを続けて1週間弱で安定する感覚です。
ですが、ここでナイロン弦に文句を言っても仕方がないので、こちらが適切に対応するしかありません。
そのため、弦交換のタイミングには気を付けるようにしています。

弦交換はライブやオープンマイクの直前ではなく、1週間前に終わらせます。そして本番に合わせてチューニングを安定させて臨む方法がちょうど良いと感じています。

金属弦にもメリットはある

本記事ではナイロン弦の良さを紹介していますが、金属弦にも、下記のようなメリットがあります。
・迫力のあるジャキジャキした音
・チューニングが短時間で安定する

筆者は、現在アコギを2本持っており、1本は弾き語り用に金属弦、もう1本はフィンガースタイル用にナイロン弦と用途によって使い分けています。
迫力の欲しい曲を弾き語りするときは金属弦のギター、ソロギターを弾くときはナイロン弦のギター等のように使うのも一つの選択肢であることがわかってきました。(※個人の見解です。)

もちろん、「弾き語りのときにコードを押さえると指が痛い」と悩んでいる人は、弾き語りのときもナイロン弦を使うのも手です!

まとめ

「アコギにナイロン弦」は、総じておすすめできます。
特におすすめしたい方は、こちらです。

・指の痛みや皮剥けに悩み、ギターの練習がつらくなっている方
・練習の際の音を抑えたい方
・フィンガースタイル奏法(ソロギター)にも挑戦していきたい方


筆者も、弾き語りばかりやっていた時期もありましたが、フィンガースタイルのギターにも挑戦したいと思うようになりました。
ただし、金属弦のままフィンガースタイルでのギターを弾くのがとても難しく諦めかけたときにナイロン弦という選択肢にたどり着きました。
たくさんのメリットを実感しているので、今後もナイロン弦を積極的に使用していく予定です。

皆様もナイロン弦を使う選択肢を持っておくことで豊かなギターライフをおくれるかもしれませんね。ぜひ、本記事で紹介した内容を活用してみてください。

つむぎ
つむぎ

最後まで読んでくれてありがとうございました!
ギターが楽に弾けるようになるナイロン弦。
是非取り入れてみてください♡




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